2020年は春頃からコロナ感染症が流行し、外出が困難となりましたね。
東京住まいなのでトウキョウトと呼ばれる以外の場所へ行くことが憚れましたが、やっと少しづつ行動しています。
さてお隣、神奈川県にある横須賀美術館に行って来ました。アクセスには電車&バスを選択。今回は品川を拠点にし、横須賀線に乗り、JR横須賀駅から観音崎行きバスで終点1つ手前の美術館前で降車。帰りは海沿いを散歩し、終点観音崎からバスに乗り、馬堀海岸で下車、京急線で品川まで戻って参りました。移動時間はおおよそ1時間半~2時間。
電車もバスも途中、海が見えて、旅行気分UP。
「上田 薫」展を観て来ました。
曇りな日でしたが雨は免れ、動きやすい日でした。
会場の最初のroom1に入り、ご挨拶から読んで、画家さんが男性であることを知りました。予備知識無く、下調べ無く、´ただ、ひたすらリアルに描く’というコピーに興味を持ち、観てきましたが、なんともまぁ美しい。
フライヤーはもちろん印刷なのですが、作品は油・アクリル素材を使ったものが多かったです。中にはリトグラフ、水彩・素描もありました。
展示作品は食べ物も多く、リアル過ぎて美味しそう~となる場面も。
はちみつにジャムだったり、アイスクリームに野菜や果物だったり、なんだか女性に響くモチーフが!
美術大学卒業後にデザイン事務所を開設と年表にあり、ポスターなど手掛けてらしたのか何か以前見たことあるような作品にも出会いました。
初期作品には、学校らしい課題もあり、自身の道を探索する葛藤のようなものも見られました。どのアーティストも気が付いたら良い作品が描けて有名にではなく、試行錯誤しながらMy wayを進むのだなと思わされました。
スマホでパシャリと撮ったら、素晴らしい写真が即できる時代ですが、あえて筆で描くリアリズム。
ご興味ある方は11月3日まで。14日からは埼玉県立近代美術館に移動のようです。
上田薫展
美術館は広く、横須賀に関わる絵画やアーティストさんの作品も常設として展示してありました。見ごたえたっぷりを堪能した後は、海の見えるカフェレストラン・アクアマーレへ。
お昼時で、少し待ちましたが、海を見ながら時折通る船を眺めてお食事できます。
感染症対策もしっかりとしていて、メニューはQRコードを読み取って注文でした。
ミュージアムショップ含めてゆっくり楽しむ事をお勧めします。
Author:Satoko Iwanaga
その昔、代官山にてメイド・イン・ジャパンのセレクトショップGOLDFISHを運営。
現在はファッション見守り係。
twitterで日々挨拶をゆるくやってます。